診療所や介護サービス事業者にも第三者評価が導入へ
(選択する利用者・質の向上を求められる事業者)
 介護保険が導入されて5年近くが経過し、厚生労働省も介護保険報酬見直し案を公表しました。それにより、利用者が事業者を選択するための情報提供の方法として第三者評価の動きが首都圏を中心に活発化してきています。京都府につきましても昨年12月から訪問介護などの在宅部門を対象に試行的に行われています。
 そして、これからは『利用者による事業者の選択』と『事業者自体のサービスの質の向上』(利用者の立場に立ったサービスの提供)が求められる時代へと突入していくことが明確になってきています。
 すなわち、利用者の立場に立ったサービスを提供するためには、まず利用者と事業者(介護担当者)との正確な要望の聞き取りとサービス情報の伝達が不可避になってきますが、高齢者や後天的難聴者に対して果たして充分な情報伝達が出来ているか否かについてはやや疑問点があるのではないかと思われます。
 そこで、このたび、当社では高齢者や後天的難聴者を対象とした福祉・介護サービスを提供されておられる事業者の方々に、少しでもコミュニケーションを円滑にかつ明瞭に図っていただくためのツールとして音声増幅器のレンタルサービスを開始いたしました。
 骨伝導を利用した音声増幅器を活用していただくことにより、利用者の要望を聞くだけでなく、事業者のサービスの質の向上や事業所で直接サービス提供に携わっておられる医師や介護士、ヘルパーの方々の作業の効率化にも寄与できるものと確信しております。
 ご質問等のお問い合わせを左記の連絡先までいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。